ドローン国家資格取得にかかる費用は?手数料や節約方法も解説

ドローン国家資格 取得費用 いくらかかる 節約方法 解説

ドローンの国家資格を取得するのにかかる費用はいくつかの項目に分かれていて、一概に「○○円」と決まっているわけではないので分かりにくいですよね。

この記事では、情報が散らばっていて分かりづらいドローン国家資格の取得費用について、分かりやすく解説します。

この記事の結論!

ドローン国家資格を取得する方法は2通り。
大きく違うのは実地試験の有無で、学科試験と身体検査の受験(受検)方法は共通。

  • 指定試験機関で一発試験を受ける
  • 登録講習機関で規定の講習を受講し、実地試験免除の権利を得る

①の方法は一度で合格すれば一等は43,300円、二等は37,400円で取得可能。(ともに限定変更しない場合)

②の方法で取得する場合、登録講習機関によって受講料金が異なるが、相場は以下のとおり。

  • 一等(経験者):30~50万円
  • 一等(初学者):50~100万円
  • 二等(経験者):10~20万円
  • 二等(初学者):25~35万円

①の方法は安いが難易度が非常に高く、取得者のほとんどは②の方法で取得している。

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私たちディーラボは、岡山県倉敷市のドローンスクール(国土交通省の登録講習機関)です。

ドローン国家資格(無人航空機操縦者技能証明)のほか各種講習、機体販売、ドローン業務請負、企業様への導入サポートなら当校にお任せください。

目次

ドローン国家資格|概要

ドローンの国家資格は正式には「無人航空機操縦者技能証明」といい、これを取得した人を「一等無人航空機操縦士」または「二等無人航空機操縦士」と呼びます。

日本では以前まで、多くのドローン操縦技能に関する民間資格が存在していましたが、2022年12月5日より国家資格である「無人航空機の操縦者技能証明制度」が開始されました。

  • 2022年12月5日から制度開始
  • 一等・二等の二等級がある
  • 一等・二等ともに有効期間は3年間(3年ごとに更新)
  • 対象年齢は16歳以上
  • 国の登録を受けた登録講習機関の講習を修了した場合は実地試験が免除される
  • 従来の民間資格を取得するより難易度が高い
  • 従来の民間資格よりもドローンの操縦技能に関する社会的信用が高い
  • 取得のためには学科試験+実地試験+身体検査の3種類に合格する必要がある

国家資格取得までの手続き・流れについて詳細は以下の記事にまとめています。

ドローン国家資格|取得方法による費用の違い

ドローン国家資格 取得方法による費用の違い

ドローンの国家資格は取得方法が2種類あり、取得方法によってかかる費用が異なります。

中の人

国家資格の取得方法というより、正しくは「実地試験をどういう方法でパスするか」の違いです!

そもそも、ドローン国家資格は取得までに以下の3つの試験をパスする必要があります。

①実地試験指定試験機関で受験または登録講習機関の講習修了
登録講習機関の講習受講料は機関によって異なる
②学科試験指定試験機関で受験
・手数料 一等:9,900円/二等:8,800円
③身体検査・会場受検または免許証などの身分証アップロードで受検
・一等25kg以上の限定変更者は医療機関の診断書提出が必要
・手数料 会場受検:19,900円/書類受検:5,200円

上記表のうち、②③は実地試験の通過方法に関わらず共通でかかる金額となります。

①実地試験に関しては、次の2通りの方法で通過することができます。

  • 指定試験機関で実地試験(いわゆる一発試験)を受験する
  • 登録講習機関で規定の講習を修了する

イメージとしては車の運転免許を取得する時の方法に近いです。

車の運転免許を取得する際、ほとんどの方は実地試験(いわゆる免許センターでの一発試験)は受けず、自動車教習所に通って既定の時間数、学科や実技の講習を受けた後に卒業検定を受けて合格する方法を取りますよね。

自動車教習所で卒業検定の合格をもって実地試験免除となる場合も、学科試験は別途受験する必要があります

しかし方法としては、免許センターで一発試験を受けて合格するという方法もあり、その場合は教習所に通うより大幅に安い費用で取得できます。

それって「基本的に受からない」ってよく聞くやつだよね?

中の人

確かに一発試験は、運転免許を持っている人でも不合格になることが多いって言われていますよね(笑)

ドローン国家資格の場合も同様に、指定試験機関が運転免許センターのような役割、登録講習機関が自動車教習所のような役割を担っており、指定試験機関での一発試験(=実地試験)も存在しますが、実際ほとんどの人は登録講習機関での講習を修了する方法を取っている、というわけです。

それぞれでかかる費用を解説します。

いわゆる「一発試験」でかかる実地試験受験料

ここでは、指定試験機関で実地試験を受ける場合にかかる費用を一等・二等それぞれの場合で解説します。

よく勘違いされますが、限定変更する場合は「昼間飛行・目視内飛行・25g未満」それぞれに受験料がかかります。
「3つまとめて限定変更した場合の料金」ではありませんのでご注意ください。

一等二等
基本22,200円20,400円
限定変更(昼間飛行)20,800円19,800円
限定変更(目視内飛行)20,800円19,800円
限定変更(25kg未満)20,800円19,800円
合計額84,600円79,800円

一般的に受験する方が多い「夜間・目視外飛行の限定変更」まで受験した場合は、一等で63,800円、二等で60,000円となります。

この後説明する登録講習機関で規定の講習を受講する場合と比較するとかなり安く済む計算です。

ただし、後述しますが、実地試験の難易度は非常に低く、1回で合格できる人は経験者であってもごくわずかと言われています。

中の人

相当の練習量と覚悟をもって挑まないと、再試験費用がかさんでしまって「最初から登録講習機関に行った方が安かった」となりかねません。
対策は入念に…!

登録講習機関で受講する場合の費用(相場)

登録講習機関で規定の講習を受講・修了する場合の費用相場は、以下のとおりです。

  • 一等(経験者):30~50万円
  • 一等(初学者):50~100万円
  • 一等(限定変更 ※夜間・目視外):20万円前後
  • 二等(経験者):10~20万円
  • 二等(初学者):25~35万円
  • 二等(限定変更 ※夜間・目視外):10万円前後

各等級とも、かなり幅があるね…!

中の人

登録講習機関の講習費用は国交省から定められておらず、各スクールが任意に設定しているため幅があります!

▼ディーラボの受講料

  • 一等(経験者):308,000円
  • 一等(初学者):575,300円
  • 一等(限定変更 ※夜間・目視外):228,800円
  • 二等(経験者):94,500円
  • 二等(初学者):267,300円
  • 二等(限定変更 ※夜間・目視外):85,800

自動車教習所の教習料金も、教習所ごとに違いますよね。(普通車の場合でも、安いところは15万円程度~35万円程度まで幅があります)

同じように、登録講習機関も国交省に認定を受けていますが民間企業ですので、各スクールによって講習料金は異なります。

傾向として、やはり都市部のスクールの方が高額な傾向にあります。

二等は安いけれど一等が高い(またはその逆)、基本コースは安いけれど限定変更が高いなど、スクールによって設定もそれぞれです。

通いたいエリアのスクールの料金をご予算と照らし合わせながら確認してみましょう。

豆知識

ほとんどのスクールでは「経験者コース」「初学者コース」などの名称で、受講開始時点で申込者がどの程度技量があるのかによって時間数が異なるコースを用意しています。

経験者コースの方が時間が短い分安く受講できるメリットがあります。

ただし経験者コースで申し込むためには民間資格の技能証明を提出するなど、条件を課しているスクールが多いため事前に問い合わせておきましょう。

ディーラボの国家資格コースでは経験者向けのコースでも受講条件を設けていません。
技量に自信のある方はどなたでも受講いただけます。

\ 当校の講習については以下をご覧ください /

 

共通でかかる費用

指定試験機関での実地試験を受験する場合、登録講習機関で規定の講習を修了する場合、いずれにせよ共通でかかるのが以下の3種類の費用(手数料)です。

  • 学科試験受験料
  • 身体検査受検料
  • 交付申請手数料

▼学科試験受験料

一等二等
9,900円8,800円

▼身体検査受検料

書類受検会場受検
5,200円19,900円

書類受検は運転免許証などの本人確認書類をアップロードすることで行えます。
身体検査を受検する方のほとんどは書類受検を選択しています。

▼交付申請手数料

区分金額
新規申請3,000円
再交付申請2,850円
更新申請
限定変更申請
登録免許税3,000円 ※一等のみ
参考:国交省レベル4飛行ポータルサイト
中の人

共通でかかる費用としては、
一等で21,100円、二等で17,000円です!
(新規申請・身体検査を書類受検にした場合)

これらの費用は、登録講習機関に対してではなく指定試験機関や国交省に対してお支払いいただくものです。

実地試験のパスの仕方に関わらず同様にかかってくる費用となりますのでご注意ください。

一発試験(実地試験)は安いけど受からない?

ドローン国家資格 実地試験 一発試験 安いけど受からない 難しい 

受からないという噂は本当なのか?

一発試験は受からないとか、受験費用は安く済むけれど結局何度も落ちて最終的に登録講習機関に通うことになるから、一発試験にかかった費用が無駄になったという話をよく聞くけど本当なの?

中の人

受からないと決まったわけではありませんが、相当難易度が高いのは事実です!

登録講習機関である当校にも、毎月のように「一発試験で何度も不合格になり、結局ここに来ました」という方が入校してこられます。

一発試験にチャレンジされたということは、当初はご自身の操縦技能にそれなりに自信をお持ちだった方ばかりです。(ちなみに一等、二等どちらの方も来られます。二等の時点で相当難易度は高いようです)

合格率が何%ですと公開されているわけではないので、実際にどのくらいの確率で合格すると明言はできませんが、合格しづらい理由(一発試験の方が難易度が高い理由)はいくつかあります。

一発試験の難易度が高くなる理由

試験の内容は同じでも、登録講習機関で受ける修了審査の方が基準が甘いんじゃないの?

中の人

実は審査基準は同じです!
何をしたら何点減点されるかも、各項目の配点も同じです!

では、なぜ一発試験の方が難易度が高いのでしょうか。

1.実地試験(一発試験)では当日いきなり試験

登録講習機関で講習を受け、その後で修了審査に臨む場合は講習の中で「審査の内容、流れ」「審査で減点されるポイント」「今の段階で合格基準に足りない要素がどういう点か」などを細かく伝えていきます。

実際、審査で減点されてしまうポイントは多くの方が操縦スキルそのものではないところだったりします。

そうなの!?
操縦が下手だから不合格になるってことじゃないんだ…!

中の人

もちろん操縦スキルは重要で、修了審査の中の多くを占める内容ではありますが、皆さんそれ以外のところが盲点でかなり失点をくらっています(笑)

実技中心の内容ですから過去問を解いて対策できるものではないですし、実施細則を事前に読み込んで勉強していても、内容を勘違いしている可能性もあり得ますよね。

まずはこの、対策の仕方が難しい・合格ポイントや不合格ポイントを事前に教わることができないという点が、一発試験の合格率が低い理由です。

2.不合格だった時の理由が分からない

一発試験を受けて、仮に不合格になってしまったとします。

悔しいけど不合格になってしまった!
よし、次こそ合格できるようにするぞ…!

中の人

はい、そこのあなた!
自分が不合格になった理由、減点されたポイントがどこだったか分かっていますか?

そういえば、不合格だっていう結果しか教えてもらえてない・・・!

そうなんです。

一発試験の結果は、合否のみしか通知されません。

不合格だった時、なぜ・どこで減点されてしまったのか、改善すべき点はどこかなどは一切分かりません。

そのため、再チャレンジする際の対策ができません。

それに対して登録講習機関で修了審査を受ける場合は、審査後に審査員からの講評の時間があります。

審査で良かった点、悪かった点などフィードバックがもらえるので、万が一不合格だった場合は原因と改善策が分かります。

中の人

実際に減点されたポイントが無自覚(ご自身はそこで失点されていることに気付いていなかった)の方はけっこういらっしゃいます(笑)

3.初めての場所、初めてのコースで飛行させなければならない

登録講習機関で講習を受講する場合は、スクールにもよりますが練習で使うコースでそのまま修了審査を受けられることが多いでしょう。

しかし一発試験の受験者は、本番のコースでいきなり受験ということになります。

中の人

もちろん、「本番前にちょっと練習」とかできません!

精神面も含め、ここでも少し差がつきそうですね。

4.実地試験で使う機体を所有していない場合、初めて操作となる可能性

実地試験で使われる機体は、自分で選ぶことがでいません。

Phantom4の場合もあれば、Mavic3の場合もあり、オーテル社のものが使われることもあります。

中の人

そしてどの機体に当たるかどうかは事前に分からず、本番当日のお楽しみです…!

よっぽどの方でない限り、実地試験で使われる可能性のあるドローンをすべて所有していてすべての操作に精通しているということはないでしょう。

一方登録講習機関で講習を受講する場合は、修了審査で使用する機体で講習自体も受講しますから、その機体の操作に慣れた状態で審査に挑めるというメリットがあります。

やはり初めて操作する機体というのは緊張しますよね。

以上が、一発試験の難易度が非常に高いと言われる理由でした。

自信のない人は登録講習機関を選ぼう

普段から日常的にドローンを操縦し、ご自身の操縦スキルに相当自信をお持ちの方でも不合格になると言われる実地試験(一発試験)。

一度や二度で合格できれば費用は安く済み、お得に資格取得ができますが、数回不合格になった後に結局登録講習機関に通うことになれば、実地試験にチャレンジした分の受験料はまるまる余分にかかってしまったことになります。

不安が残る場合には、最初から登録講習機関で講習を受講される方がおすすめです。

\ 当校の講習については以下をご覧ください /

ドローン国家資格|節約方法

ドローン国家資格 節約方法

二等であってもそれなりの費用がかかりそうなドローン国家資格の取得。

少しでも取得費用を節約するにはどうしたらいいでしょうか?いくつか方法をお伝えします。

1.実地試験(一発試験)を受ける

先述のとおり、一度で合格できるなら実地試験(一発試験)を受ける方法が最も安くすみます。

一度で合格すれば一等は43,300円、二等は37,400円で取得可能。(ともに限定変更しない場合)

ご自身のスキルと照らし合わせてよく考え、検討してみましょう。

2.登録講習機関で安心プランなどをうまく使う

登録講習機関で講習を受講する場合でも、修了審査に必ず合格できると保障されているわけではありません。

一発試験よりは受験者の心理的負担は少ないものの、中には不合格となる方もいるでしょう。

そして多くのスクール(登録講習機関)では、修了審査に不合格となった場合には補習料や再審査料が別途必要になります。

ここでも何度も不合格になると費用がかさみそう…

スクールによっては、安心プラン・保障プランなどの名称で「万が一修了審査に不合格となってしまった場合に補習料や再審査料を保障してもらえる」保険のようなプランが用意されていることがありますので、技量に不安がある方はあらかじめそういったプランに加入しておくと良いでしょう。

ディーラボの「安心プラン」なら

お申し込み時、受講料に追加費用33,000円をお支払いいただくことで、何度修了審査に不合格となっても補習代・再審査料を回数無制限で保障させていただきます。

限定変更まで受講される場合は修了審査は全部で3回(基本・夜間・目視外)受けていただくことになりますが、そのすべての審査で補習・再審査料を保障させていただきます。

3.一等を取得する場合、二等から順番に受ける

初学者の方が一等を取得される場合の節約法ですが、いきなり「一等初学者コース」を受講するとなかなかの受講料になります。

そのため、先に「二等初学者コース」を受講し、経験者となってから「一等経験者コース」を受講すると結果的に受講料が安くすむことがあります。

検討しているスクールがある場合は、スクールに問い合わせてみると良いでしょう。

4.人材開発支援助成金制度を利用する

厚生労働省が管轄する「人材開発支援助成金」は、事業主等が雇用する労働者に対して、職務に関連した専門的な知識及び技能を習得させるための職業訓練等を計画に沿って実施した場合等に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。

登録講習機関によるドローン国家資格取得用の講習は、人材開発支援助成金の対象となることがあります。

検討しているスクールがある場合には、スクールに問い合わせてみましょう。

中の人

ディーラボの国家資格コースは人材開発支援助成金の対象です!

≫人材開発支援助成金(厚生労働省)

制度の利用、申請については事業主自身で行う必要があり、スクール側が行うことはできません。

ドローン国家資格の取得費用|よくある質問

ドローン国家資格 無人航空機操縦士 よくある質問
登録講習機関の修了審査の方が実地試験(一発試験)より合格率が高いということは、登録講習機関の方が審査が甘い・緩いということですか?
審査の合格基準は同じです。また、実地試験と修了審査の内容もまったく同じです。

ただし、登録講習機関では「修了審査に合格できるように」講習を行っているという点が大きく異なります。

修了審査を受けるまでに規定時間数の講習を行いますが、その中でも「審査での要注意ポイント」「実際に修了審査を行うコース上で操縦練習をする」など、修了審査に合格するためのノウハウを伝えるスクールがほとんどです。

そのため、登録講習機関で受講される場合は、初学者の方であっても講習受講中に「おさえるべきポイント」を理解しながら練習できるというメリットがあります。(対して実地試験の場合は、いきなり試験が始まりますので事前に試験内容のすべてを把握しておく必要があります)

また、登録講習機関での修了審査では審査終了後に審査員からの講評があり、その中で失点してしまったポイント、改善すべきポイントなどのフィードバックを行いますが、実地試験では合否のみが伝えられます。不合格だった場合はどこが失点につながったのか、基準に対して自分の技量はどの程度足りていないのか、どこが悪かったのか等は一切知らされませんので、再チャレンジする際にも不合格だった原因や改善すべき点がよく分からないまま受験しなければならないというデメリットがあります。

そのため、何度も不合格を繰り返すという方も珍しくありません。

一等、二等の合格率はどのくらいですか?

登録講習機関によって異なります。

「1度で修了審査に合格できる二等では80%程度、一等では60~70%程度」の登録講習機関が多いようです。

2回目、3回目となればさらに合格率は上がっていくものと考えられます。

指定試験機関で行われる実技試験(一発試験)の合格率は公表されていませんが、かなり低いと言われています。

どのくらい経験を積んでいれば一発試験で合格できますか?

「何年にも渡って常にATTIモードで練習している」くらいではないと厳しいでしょう。

二等で限定変更を行いました。その後一等を取得する場合、限定変更は不要ですか?

一等資格でも限定変更を行う場合は、限定変更講習を受講し再度交付申請手数料を支払う必要があります。

費用をおさえてドローン国家資格を取得しよう!

この記事では、ドローン国家資格の概要や費用相場、節約方法などについて解説しました。

国家資格を取得することで、ドローンを安全に操縦するための知識や技能を有していると証明できるほか、ドローンの飛行に関する法律についても理解できるメリットがあります。

現状は国家資格を保有していなくとも従来通りの飛行申請を行い、許可承認を得ることでドローンを飛行させることはできますが、今後拡大が期待されるドローンビジネス市場に参入していくためには、取得した方が良いといえるでしょう。

この記事の結論!

ドローン国家資格を取得する方法は2通り。
大きく違うのは実地試験の有無で、学科試験と身体検査の受験(受検)方法は共通。

  • 指定試験機関で一発試験を受ける
  • 登録講習機関で規定の講習を受講し、実地試験免除の権利を得る

①の方法は一度で合格すれば一等は43,300円、二等は37,400円で取得可能。(ともに限定変更しない場合)

②の方法で取得する場合、登録講習機関によって受講料金が異なるが、相場は以下のとおり。

  • 一等(経験者):30~50万円
  • 一等(初学者):50~100万円
  • 二等(経験者):10~20万円
  • 二等(初学者):25~35万円

①の方法は安いが難易度が非常に高く、取得者のほとんどは②の方法で取得している。

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