DJI Matrice(マトリス)400登場!特徴や導入メリットを詳しく解説

DJI Matrice400 購入 詳しく解説

2025年6月、業務用ドローンのフラッグシップモデル「DJI Matrice 400」がついに登場しました。

前モデル「Matrice 350RTK」の堅牢さと信頼性を継承しつつ、ペイロード6kgまで搭載可能、飛行時間が最大59分と、従来機よりも性能を大きく伸ばしており、より効率的な業務が期待できるモデルです。

特に測量・点検・警備・災害対応など、ドローンを“本気で仕事に使う”現場にとって、導入すべき理由がいくつも詰まった一台です。

この記事では、Matrice 400の注目すべき特徴や進化したポイント、どんな業務で活用できるのかをわかりやすく解説します。
正規販売代理店としての導入サポートも行っておりますので、気になった方はぜひお気軽にお見積もりをご依頼ください。

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DJI Matrice 400とは?

DJI Matrice 400とは?

前機種「Matrice 350 RTK」から約2年ぶりに発売されたDJIの産業用フラッグシップドローン、Matrice 400。

2025年1月に「Matrice 4シリーズ」が発表されていますが、こちらは小型機となっています。

まずは前機種からの進化ポイントや基本スペックを見ていきましょう!

前モデルMatrice 350RTKとの違いは?

まずは基本スペックをおさらいしましょう!

スクロールできます
DJI Matrice 400DJI Matrice 350 RTK
大きさ
※アーム展開時
(長さ×幅×高さ)
980x760x480mm810×670×430mm
離陸重量
※バッテリー・プロペラ装着時
約9.74kg約6.47kg
バッテリー数1本(13S/20254mAh)2本
ペイロードZenmuse L2/P1/H30シリーズ/S1/V1Zenmuse L2/P1/H30シリーズ/S1/V1
飛行時間ペイロード非搭載時:59分
(Zenmuse P1搭載時:約50分)
ペイロード非搭載時:55分
(Zenmuse P1搭載時:約25分)
最大飛行速度25m/s23m/s
最大積載重量6.0kg2.7kg
保護等級IP55IP55
センサー低照度魚眼ビジョンセンサー
※フルカラー水平360LiDARセンサー6方向CSMレーダー下方:赤外線 TOFセンサー
6方向ビジョンセンサー
※モノクロ6方向赤外線 TOFセンサー
送信機RC Plus 2 Enhanced
(DJI O4 Enterprise Enhanced)
RC Plus
(DJI O3 Enterprise)
Matrice350RTKからの進化ポイント
  • 最大積載量が2.7kg→6.0kgにパワーアップ
  • ペイロード搭載時の飛行時間がパワーアップ
  • バッテリー数が2本1組→1本に変更
  • 障害物検知システムでビジョンセンサー×LiDARセンサー×ミリ波レーダーを搭載!

Matrice 600 Proの後継として期待されるスペック

Matrice 400最大の特長は、高い積載性能とペイロード搭載時の長時間飛行です。

メーカーによる検証では、6kgのペイロードを積んだ状態で、バッテリー残量20%でも約20分の飛行が可能という結果が出ています。

これは、今なお現役で活躍中の「Matrice 600 Pro」(すでに生産終了)に匹敵する性能であり、実質的な後継機としてのポジションも期待されています。

また、Matrice 400はMatrice 350 RTKよりもややサイズアップしていますが、機体の大型化に対応するための高度な安全機能も備えています。

たとえば、LiDAR障害物検知センサー機能フルカラーのビジョンカメラが搭載されており、複雑な環境下でも安定した運用が可能です。

ペイロード互換性についても安心です。
Matrice 350 RTKで使用されていたZenmuse P1やL2といったDJI製ペイロードは、Matrice 400でもそのまま使用できます。

ZenmuseL1/ZenmuseH20シリーズは非対応となっているのでご注意ください。

Matrice 400の注目ポイント/進化ポイント

Matrice 400の注目ポイント/進化ポイント

大型化&斜めの姿勢をとる外観

Matrice400 横からの画像

画像出典:DJI公式サイト
右側が旗手方向

Matrice 400の外観は、M350 RTK と比較して一回りサイズアップ(目測で1~2割程度)しており、飛行時にやや斜めの姿勢を取る構造となっています。

Matrice400 外観
画像出典:DJI公式サイト

この「斜め上を向いたデザイン」は、飛行時の空気抵抗を最小限に抑え、より安定した飛行を可能にするための設計です。

M300とM350の見た目はぱっと見大きく変わりませんでしたが、M350とM400は大きさも横から見た時の外観も大きく変わりました。

バッテリーは1本に!TB100インテリジェントフライトバッテリー

Matrice400 バッテリー画像(TB100)
画像左手前:TB65(Matrice350RTK)
画像右奥:TB100(Matrice400)

従来のMatrice 300/350シリーズでは、2本のバッテリーを同時に装着・管理する必要がありました。

Matrice 400では新型の「TB100インテリジェントフライトバッテリー」1本のみで運用可能になっています。(その分バッテリーは大型化…!)

中の人

バッテリーが大型化(約2倍)したので持ち運び・交換しやすいように取っ手がついています!
(機体を持ち運ぶ時にバッテリーの持ち手を持たないようご注意ください)

TB100は高出力かつ長寿命。ホットスワップ(電源を落とさずにバッテリー交換)にも対応しているため、現場での稼働時間を無駄なく活かすことができます。

Matrice400 バッテリーステーション 外観
画像出典:DJI公式サイト

BS100インテリジェントバッテリーステーションは、TB100バッテリーを最大3本、WB37バッテリーを2本までセットでき、順番に自動で充電してくれます。

TB100バッテリーは、1本あたり約45分でフル充電が可能。現場での連続運用を支える、頼れる充電ステーションです。

中の人

充電・保管・持ち運びはこの1台で運用できますよ!

ペイロードをつけても59分!飛行時間が大幅にアップ

Matrice400 ペイロードと飛行時間のグラフ
画像出典:DJI公式サイト

業務用ドローンにとって、ペイロードを搭載した状態でどれだけ長く飛行できるかは非常に重要なポイントです。

Matrice 400では、Zenmuse P1などの代表的な業務用カメラを搭載した状態でも最大59分の飛行が可能です(※メーカー公表値)。

これは、従来のM350 RTKからの大きな進化。
バッテリー交換の頻度が減ることで業務効率が向上しますね。

上部LiDARセンサー✕高性能CSMレーダー✕ビジョンセンサーで安全性もアップ

動画出典:DJI公式サイト

Matrice 400は、飛行安全性をさらに高めるために複数の障害物検知システムを搭載しています。

  • 上部LiDARセンサー:上方向の障害物を高精度に検知
  • 高性能CSMレーダー:周囲360度の障害物をリアルタイムで認識
  • ビジョンセンサー(フルカラー):複雑な環境下でも精密な飛行を支援

これらの障害物検知システムが連携して動作することで、建物が密集する市街地や、複雑な構造物がある点検現場でも、より安全かつ精密な飛行が可能になりました。

リアルタイム地形フォロー

動画出典:DJI公式サイト

Matrice 400は、ドローンが飛行中に地面の起伏に合わせて自動で高さを調整してくれる「リアルタイム地形フォロー機能」を搭載しています。(手動飛行でも自動飛行ルートでもOK)

山があっても標高が変わっても、ドローンが常に地面に対して高度を一定に保ちながら安定して飛行することができます。

Matrice 400の購入は正規代理店で!見積依頼受付中

Matrice 400の導入をご検討中の方は、ぜひDJI正規代理店である当社へご相談ください。

送料は当社負担でご希望の場所までお届けします。
業務用途に合わせた最適な構成やアクセサリーのご提案、機体登録・飛行申請などのサポートも承ります。

まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。スピーディに対応いたします!

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Matrice 400|よくある質問

DJI Matrice400の保護等級は?雨天時の飛行は可能ですか?

IP55保護等級です。24時間雨量が100mmを超える場合には飛行しないでください。

IP保護等級は恒久的なものではなく、経年劣化または損耗により、時間とともに効果が減衰することがあります。

DJI Matrice400はD-RTK3に対応していますか?

はい、対応しています。

DJI Matrice400は、どのペイロードアクセサリーと互換性がありますか?

ジンバルカメラ:ZenmuseH30、ZenmuseH30T、ZenmuseP1

機能アクセサリー:Zenmuse S1(ドローンスポットライト)、Zenmuse V1(ドローンスピーカー)、Manifold 3、DJI RC Plus 2 sub2G SDRモジュール*、DJI セルラードングル 2
RTKステーション:D-RTK 3多機能ステーション、D-RTK 2 モバイルステーション
エコシステムアクセサリー:DJI X-Port
DJI E-Port V2 開発キット
DJI E-Port V2 同軸ケーブルキット
DJI SKYPORT V3 アダプターセット
DJI SKYPORT V3 同軸ケーブルキット

*使用できる動作周波数は国や地域によって異なります。詳しくは現地の法規制を確認してください。

まとめ|Matrice 400は次世代の現場を変える一台

Matrice 400は次世代の現場を変える一台

Matrice 350 RTKの登場から約2年、ついにその後継モデルとしてリリースされたMatrice 400について詳しくレビューしました。

飛行時間の延長に加え、最大6kgという重さの機材(ペイロード)を搭載できる性能は大きな進化ポイントです。

さらに、障害物検知機能の向上やARによる視覚サポート機能など、業務用ドローンとしての完成度が一段と高まりました。
これまでのモデルとは一線を画す、実用性と先進性を兼ね備えた1台といえるでしょう。

中の人

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